「幸せ」と「人間関係」「肉体的健康」についての研究

ハーバード大学の75年にわたる研究「Grant Study」。ハーバード大学に在学した268人の男性を対象に、卒業後も毎年健康診断と心理テストを行うことで、戦争、仕事、結婚や離婚、育児、老後といった彼らの人生を追跡調査したもの。2009年にThe Atlanticがこの調査をまとめ、新たに「何が人を幸せにするか?」ということが明らかにされた。結果老年における幸福と健康、そして暖かな人間関係の3つに強い相関関係が認められた。

※Harvard University Press

幸福な人生における因子の研究。ニュージーランドのおよそ1,000人を対象に、誕生直後から成人期までを追跡調査している『ダニーディン健康と発達に関する学際研究(Dunedin Multidisciplinary Health and Development Study)』のデータ32年分が用いられた。成人してからの幸福度に最も結びついていた要素は、若年期における「社会とのつながり」だった。(相関係数は0.62)

※Journal of Happiness Studies

「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」で発表された論文によると、若いころから「社会との強い結びつき」を維持することは、病気のリスクを低下させ、人生のあらゆる段階における健康状態に影響することがわかった。今回の分析に使用された縦断研究サンプルは、アメリカ国立衛生研究所のもとに助成された、Add Health(7,889人)、MIDUS(863人)、HRS(4,323人)、NSHAP(1,571人)の4つ。

※米国科学アカデミー紀要(PNAS)
「幸せ」と「社会的健康」と「肉体的健康」には強い相関