脳科学的にみた大脳辺系の発達過程とストレス

大脳辺緑系の70%~80%が4歳までの幼児期に発達する事がわかっている。三つ子の魂百までもということわざにもうなずける。

外部から与えられたストレッサーは情動記憶の貯蔵庫である扁桃体から自律神経系の中枢がある視床下部伝えられ、さらに、ホルモン系の脳といわれる脳下垂体へと伝えらえる。

「子供時代の虐待」と「健康」の相関についての研究

1995年、カイザーの医療保険の踏力者で総合健康診断を受けた人に子供時代の逆境(ACE)を10のカテゴリーに分けた場合にどこに属すると思うかというアンケート調査を実施。17,000人からアンケートの回答。返答率は70%。ACEの数値とネガティブな医療履歴との間には非常に深い相関があった。ACEが4以上の人は0の人に比べて、喫煙率が2倍、アルコール依存症7倍、ガン2倍、心臓病2倍、肝臓病2倍、肺気腫や慢性気管支炎は4倍。 ACEの数値が5以上の男性は0の男性と比べて、ドラッグが46倍。 ACEの数値が6以上の人は0の人と比べて、自殺経験が30倍。

※ACE(Adverse Childhood Experiences)研究より
子供時代の「情動記憶」は「肉体的健康」に影響