2019.12.19

健幸度見える化アプリ HappienssBook β版リリース

今回リリースする「Happiness Book 」β版は、After コロナ、With コロナにおける新しい健康管理の在り方を、アプリで支えていきます。昨今、リモートワークが定着化し、副業も浸透していく中で健康においての「自己管理」の必要性はますます増加してきています。ここでの自己管理は「単に病気にならない」ということでだけでなく、自分自身のモチベーションやパフォーマンスを最大に上げていくことも必要となります。
SHD社では附設のSHD研究所(https://s-h-d.co.jp/lab/)において、様々な分野の有識者らと共に「ココロ・カラダ・キズナ」の健康とWell-beingとの関係、未病者におけるヘルスケアへの動機付け方法等について、脳科学的見地から‟統合的”に研究を行ってきました。当研究所が行ったインターネットアンケート調査法による600名対象の研究で は、「ココロ・カラダ・キズナ」の健康のバランスを崩したままでは、主観的な総合的健康満足度は上がらず、総合的健 康満足度が高い人ほど「ココロ・カラダ・キズナ」の健康バランスは高いレベルであることが明らかになりました。これは、マズローの⾃⼰実現理論(欲求5段階説)とも整合性の取れた結果で、たとえば、ダイエットにおけるリバウンドの要因や、禁煙における衆人環視の必要性など、決してカラダの健康の追求だけでは目的行動を達し得ないことを、改めて示しています。意思決定支援の手法の重要性が問われます。
「Happiness Book」 β版ではこのような研究をベースに、未病者が広く求める「ココロ・カラダ・キズナ」の健康全ての要件が満たされた健やかで幸せな状態(Well-being)を目的にし、「ココロ・カラダ・キズナ」の健康バランスを整えることを推奨しています。「ココロ・カラダ・キズナ」の健康を主観と客観で別々に分析し、過去や他者との比較、パーソナリティ分析などを通して自分自身を客観的かつ多角的に分析できるようになっています。また、自分の認知の癖も考慮しながら行動を振り返る事で、短期的な満足ではなく中長期的な健幸度向上にどの様な行動が貢献しているのかに気づくことができます。バランスを意識した自己管理は、ストレスを溜めずに実行するため、少しずつ「健幸度」を上げていく‟一生モノ”の健康習慣が身に付けられるといえます。
また「Happiness Book」β版は、未病者の多種多様なニーズに寄り添うためにパーソナリティを加味して分析、動機付けを行える点も特徴です。SHD研究所ではエビデンスが確立されている様々なパーソナリティ分析を研究してきました。そしてヘルスケアの動機付けに必要な要素として、感じ方の癖、認知の癖、意思決定の癖、行動の癖の4つに切り分け分析する手法を確立しています。「Happiness Book」 β版ではこうした方法を踏まえ、未病者一人ひとりの動機付けに関わるパーソナリティを加味して、伝え方を変えることができます。[特許第6450986号]
今後の更なるバージョンアップでは、未病者のWell-Being度を上げるための課題を提案し、課題解決のためのソリューションパートナーとの最適化マッチング機能などが追加されます。